2011年11月13日日曜日

第三回定例会一般質問 最後大きな項目4

第三回定例会の一般質問項目は、最後になります。


4、 公立高等学校の適正配置計画について


戸井高校の存続について、中部高校のキャンパス校となった南茅部高校の今後の存続に


ついて、心配の声が寄せられました。その声をもとに質問いたしました。






4、 公立高等学校の適正配置計画について


【市戸ゆたか質問】

 北海道教育委員会は、9月6日、20122014年度の「公立高等学校配置計画」を決定しました。「高校配置計画」は6月に発表された案からいっさい変更のないまま、2013年度戸井高校の募集停止、2014年度熊石高校の募集停止、函館稜北高校の1学級削減などが決定しました。機械的な「高校配置計画」は許されるものではないと思います。
  大きな4つめは、公立高等学校の適正配置計画についてです。

そこで、質問ですが、戸井高校の存続に向けて、この間の、取り組みや教育委員会としての検討状況をお聞きいたします。


【教育長答弁】


戸井高校の存続に向けた要望活動につきましては、
昨年度に引き続き、本年4月と7月に開催されました道教委主催の地域別検討協議会において、改めて、子どもの進路選択や保護者の経済的負担、地域振興といった観点から、戸井高校の存続について要望したところであります。


また、先月19日には、私が道教委に赴き担当である新しい高校づくり推進室長とお会いして、道教委教育長宛の要望書を提出してきたところでございますが、今月6日に道教委は、公立高等学校配置計画案を当初どおり決定し、私どもの要望は叶わず、大変残念な結果となったところであります。


教育委員会といたしましては、戸井高校の募集停止が最終決定となる平成24年度の計画決定まで、道教委に対し引き続き道立での存続を要望してまいりたいと考えております。


なお、現在、教育委員会において、同校の存続について調査・検討を行っておりますが、今後の入学者数の見込みや、市立化した場合の財政的負担、北海道の配置計画における渡島学区への影響などといった課題を踏まえ、近々、調査結果をまとめたいと考えております。


【市戸ゆたか質問】

又、今回の熊石高校の募集停止の決定に対しては、多くの関係者から不安の声が寄せられています。その理由は、熊石高校も地域キャンパス校として指定されて三年目となるからです。平成22年度に南茅部高校も中部高校をセンター校とする地域キャンパス校としての指定を受けています。現在の南茅部高校の状況をお知らせください。


【教育長答弁】


南茅部高校につきましては、
他の高校への通学が困難であり、かつ、地元からの進学率が高いことから、平成22年度に道教委から、函館中部高校をセンター校とする、地域キャンパス校の指定 を受けたところであります。


道教委の指針によりますと、地域キャンパス校の取り扱いにつきましては
5月1日現在の第一学年の在籍者が20人未満となり、その後も生徒数が生徒数の増が見込まれない場合は、再編整備を進めることとしているところでありますが、
同校におけるこれまでの毎年の入学者数は20名を越えておりますことから、教育委員会といたしましては、今後の南茅部地域の中学校卒業者数の推移を注視してまいりたいと考えております。

【市戸ゆたか意見】


私も、北海道教育委員会が行った説明会に二回ほど参加させていただきました。戸井高校の募集停止の案が示されたときもそうですが、今回の熊石高校の募集停止と稜北高校の一学級減に対し、校長先生やPTAなど多くの不安の声と抗議の声が出ていました。地域の高校が無くなってしまうという大変なことです。

戸井高校の存続に向けては、近じか調査結果をまとめるということですので、その結果を待ちたいと思います。南茅部高校については、心配なことが多々ありますが、地域にとっては大切な高校ですので今後の活気ある取り組みに期待します。


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