順番にお伝えしていきたいと思います。
今日は、『景気回復のための住宅リフォーム助成制度について』を報告いたしますが、
逐語での議事録は、これから整理する予定です。
概要でご勘弁願います。
1,景気回復のための住宅リフォーム助成制度について
◆市戸ゆたか
大きな-つ目は、景気回復のための住宅リフォーム助成制度についてで
す。
昨年6月の定例会から質問を重ね、今回で4回目になります。
私は、この住宅リフォーム助成制度は、景気回復の特効薬になると確信しています。
私は、この住宅リフォーム助成制度は、景気回復の特効薬になると確信しています。
それは、この制度が次から次と各自治体に広がっていること。
そして、実施したところでは、業者さんからも喜ばれ、市民からも大変喜ばれていて、
そして、実施したところでは、業者さんからも喜ばれ、市民からも大変喜ばれていて、
爆発的な経済波及効果が生まれているということ。
試されずみの制度になってきているということです。
試されずみの制度になってきているということです。
政令市では初めて神奈川県相模原市(人□714,179人)が、
今年4月から実施予定となりました。予算規模は3000万円。
一件5万円の助成です。
以前、紹介した岩手県宮古市は、-年間の期限付きで実施された
住宅リフォーム制度が、2011年度も継続されることになったそうです.
来年度の当初予算で1億円が計上されました。
秋田市は、2011年度予算に住宅リフォーム支援事業の実施を決めました。
関連経費1億419万円を盛り込んだそうです。50万円以上の工事に3万
円を助成します。昨年3月から、すでに実施している秋田県の制度50万
円以上の工事の10%助成で、20万円が限度という県の制度と併用可能で
す。
青森市も2011年度の予算案に約5100万円が盛り込まれたそうです。20
万円以上の工事で工事費の15%、上限20万円の助成です。又、住宅リ
フォームに関連した業務を行うために市役所が6人の緊急雇用をするそう
です。議会で承認されると5月下旬から受付開始です。
盛岡市では2011年度予算に1億円が計上されています。
いよいよ、この住宅リフォーム助成制度が津軽海峡を渡って、北海道函
館市に上陸をする。上陸してほしいという思いで、何点か質問いたします。
この間の質問で、一貫して答弁されている内容は『住宅リフォーム助成
制度は、確かに住宅改修の需要を喚起するとともに、関連業種への受注増
を促すという一定の経済波及効果が生まれるものの、-万においては、個
人資産の形成に資するものであるので、慎重に対応していく必要がある』
と繰り返えされています。
そこで、改めて質問いたします。
国土交通省が示している『住生活基本計画』への見解として、
国土交通省の住宅振興室長はこのように述べています。
「住宅は単に個人の私的財産と考えているのではない。
都市や街並みの重要な要素として環境に大きく影響を及ぼし、社会性を有する。
従来、個人資産に公費を投入しづらいという考えがあったが、
今は一般として決して思わない」という見解を示しています。
この見解に対する、市長の考えをお間きかせください。
国土交通省が示している『住生活基本計画』への見解として、
国土交通省の住宅振興室長はこのように述べています。
「住宅は単に個人の私的財産と考えているのではない。
都市や街並みの重要な要素として環境に大きく影響を及ぼし、社会性を有する。
従来、個人資産に公費を投入しづらいという考えがあったが、
今は一般として決して思わない」という見解を示しています。
この見解に対する、市長の考えをお間きかせください。
◆西尾市長
国土交通省が示しております、
「住宅は、単に個人の私的財産と考えていない。」との見解につきましては、
平成18年9月に閣議決定された「住生活基本計画」において、
「住宅は、単に個人の私的財産と考えていない。」との見解につきましては、
平成18年9月に閣議決定された「住生活基本計画」において、
「住宅は、個人の私的生活の場であるだけでなく、
都市や街並みを構成する重要な要素であり、
また、地域の生活環境に大きな影響を及ぼすという意味で社会的性格を
有するものである。」と、このように位置づけられておりますことから、
これに沿って述べられたものではないかと、理解をしております。
都市や街並みを構成する重要な要素であり、
また、地域の生活環境に大きな影響を及ぼすという意味で社会的性格を
有するものである。」と、このように位置づけられておりますことから、
これに沿って述べられたものではないかと、理解をしております。
私といたしましても、
西部地区のような歴史的町並みを構成する、住宅などの建築物につきましては、
個人財産にとどまらない、社会的資産であると認識をしておりますので、
その公益性から、これまでも維持保全に必要な支援策を講じてきたところであり、
住宅リフォーム助成制度につきましても、
こうした考えから、耐震化や省エネルギー化など、
何らかの公益性を確保した工事を対象とする制度として考えられないか、
現在、関係部局にその内容を検討させているところであります。
個人財産にとどまらない、社会的資産であると認識をしておりますので、
その公益性から、これまでも維持保全に必要な支援策を講じてきたところであり、
住宅リフォーム助成制度につきましても、
こうした考えから、耐震化や省エネルギー化など、
何らかの公益性を確保した工事を対象とする制度として考えられないか、
現在、関係部局にその内容を検討させているところであります。
◆市戸ゆたか
12月議会で、都市建設部長からは「住宅リフォーム助成制度は、一定
の経済波及効果が生まれている実態もありますので、制度の検討は必要な
ことと受けとめている」と言う答弁をいただいております。その後の、検
討状況をお聞きいたします。
◆都市建設部長
住宅リフォーム助成制度につきましては、
現在、都市建設部において、情報収集した他都市の制度の内容を比較検討し、
その上で、本市で取り組むとした場合、どのような制度が望ましいのか、
まちづくり上の観点からの検討を進めているところであります。
具体的には、助成の対象とするリフォームの工事範囲ですが、制度として、
公益性が確保されたものとする必要がありますので、
バリアフリー化に必要な改修工事をはじめ、
地震の際の倒壊等による被害の軽減を図るための耐震改修工事や、
家庭部門の二酸化炭素排出量の削減を図るための省エネルギー化に
必要な改修工事も対象としてはどうかなど、
制度の根幹部分についての検討を進めているところであり、
今後は、さらに、施工業者の要件や、助成金の額の設定などの検討も
進めていかなければならないものと考えております。
◆市戸ゆたか
私は、もし住宅リフォーム助成制度を実施するのであれば、この制度を
生きたものにしていくために3つのポイントがあると考えています。
-つは小さな工事費で設定するということ。
二つ目は申請書類を簡素化すること。
三つ目が業者の人たちの声をきちんと聞いて制度に反映すること。
この内容が、非常に重要だと考えます。市長の見解をお聞きいたします。
◆都市建設部部長
住宅リフォーム助成制度につきましては、
助成の対象とする工事の範囲のほか、助成金や額や、
適正な工事の施工を確保するために必要とされる施工業者の要件が、
制度の根幹部分となりますので、まずは、その検討を優先して進め、
実施するかの判断をしていくことになるものと考えております。
したがいまして、議員ご指摘の、申請書類の簡素化や、
施工業者の意見を反映した制度とすることなどの検討につきましてもは、
住宅リフォーム助成の方針が定まった後になるものと考えております。
◆市戸ゆたか再質問
住宅リフォーム助成制度、もう4回質問を繰り返しましたので、制度の
内容は十分理解していただいていると思います。
そして、景気を回復させるための特効薬になるということも
ご理解いただけたと思います。
今年2月に、『住宅リフォームで景気を良くする会』が立ち上がりました。
署名を集め、新しい市長に提出する予定と聞いています。
この制度の内容を知った中小零細業者さん、-人親方さんなどは、
みんな目を輝かせます。
「良い制度だ!!ぜひ、函館市でも早くやってくれ!!」
市長、期待されているのが、分かるでしょうか。
しかし、残念ながら、今回も、市長の決断を聞くことはできませんでした。
早くこの特効薬を処方していただかないと、業者さんの命にもかかわる問題と
思いますが、感想をお聞かせください。
◆西尾市長
・・・・・・・・。
西尾市長の感想、市戸ゆたかの再々質問、再再再質問などは、後ほど逐語で
改めて、お知らせしたいと思います。
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